ママと赤ちゃんのためのウォーターサーバーの選び方
妊娠や出産をきっかけにウォーターサーバーを自宅に置きたい!でも、ウォーターサーバーってたくさん種類があって、どれを選んでいいかわからない・・・口コミや評判もたくさんあって、大混乱。そんなママは多いはず。ウォーターサーバーで失敗しないよう、赤ちゃんや子どものいるママに向けて、後悔しないウォーターサーバーの選び方を紹介します。
1.目的を整理する
どう選んでいいかわからないママは、ウォーターサーバーを使う目的を明確にすると、選びやすくなりますよ。
安全な水で赤ちゃんのミルクを作りたい
赤ちゃんの粉ミルクは軟水(なんすい)でつくらないと、栄養成分が偏ったり、赤ちゃんが下痢をおこしやすくなります。各社メーカーも軟水で調乳するよう案内しています。(※軟水とは、水に含まれるミネラルのカルシウム・マグネシウムが少ない水です。)
赤ちゃんのミルクで水を使うのであれば、硬度の低い軟水を提供しているウォーターサーバーを選ぶのがポイントです。
赤ちゃんの粉ミルクに最適な水
ウォーターサーバーのミルク作りが安全な理由
おいしいお米を炊きたい
ふっくらと軟らかいお米を炊きたいならば、軟水が適しています。カルシウムの多い硬水(こうすい)で炊飯すると、お米がうまく水を吸収できず、ご飯が固くパサパサになりやすいといわれています。硬度が「30」くらいの軟水がご飯との相性がよいようです。
料理で使いたい場合は、洋食は硬水、和食は軟水が適しているなどそれぞれ相性があります。煮込み料理などは水の量が多くなるので、水の価格が安いものを選ぶとよいです。
子どもと一緒においしい水が飲みたい
乳幼児や幼い子供は、胃腸が弱く硬水に多く含まれるマグネシウムで下痢をおこすことがあります。子どもには軟水を選ぶようにしましょう。また、水に放射性物質が含まれていないか、定期的に水質検査をしているメーカーを選ぶと安心して、子どもに水を飲ませられます。
家を引っ越したのでインテリアとしても活用したい
出産をして家を引っ越すご家庭であれば、インテリアとしてウォーターサーバーを活用したいと考えているママもいると思います。最近では「グッドデザイン賞」を受賞したウォーターサーバーや、カラーバリエーションが豊富なもの、インテリア性の高いものもが出てきています。毎日使うものなので、お部屋の雰囲気にあわせて、オシャレでテンションの上がるウォーターサーバーを選びましょう!
2.子育ての状況にあったウォーターサーバーを選ぶ
乳児・幼児ががいる場合
乳児の世話は、「ミルクを飲ませる」「おしっこする」「ウンチする」「泣く」「オムツを替える」「寝る」「ミルクを飲ませる」を1日中繰り返します。慣れない赤ちゃんのお世話だけでも大変ですが、産後は来客も多いし、赤ちゃんのお祝いイベントもあってママは大忙しになります。そんな忙しい時期は、水の注文・受け取りが簡単にできるか、というポイントでウォーターサーバーを選びましょう。
産後の忙しいママに使ってほしいウォーターサーバー3選
共働きの場合
家を留守にすることが多い共働きは、ワンウェイ式(使い捨て)のボトルを提供しているウォーターサーバーを選びましょう。リターナブル式(回収)の場合、都合が合わず、自宅にガロンボトルが溜まっていってしまいます。
専業主婦であれば、ワンウェイ式・リターナブル式のどちらでもよいと思います。
1~2歳のお子さんがいる場合
1~2歳のお子さんがいる場合、チャイルドロックの安全性を選ぶ基準にしましょう。2重構造になっているものや、子どもの力では解除できないもの等。
ウォーターサーバーのやけど事故が多いのは、1歳~2歳です。特に子どもが2人以上いる家庭は注意が必要です。下の子のオムツ替えをしている最中に、上の子が温水の蛇口をイタズラをして熱湯でやけど・・・となったら最悪です。
2歳以上のお子さんがいる家庭にお勧めの安全なウォーターサーバー
3.毎月の金額でウォーターサーバーを絞り込む
1.2.でウォーターサーバーを選ぶ基準が定まったら、毎月払える額と相談して、ウォーターサーバーを絞り込みましょう。家族構成によって、必要な水の量と毎月の費用はことなります。
水の利用用途と費用
ざっくりとした数値ですが、1リットル140円とした場合の、「必要な水の量」と「毎月の費用」になります。水の量は多く見積もられているので、実際はもう少し価格は抑えられます。
家族構成 | 飲み水 お茶・コーヒー |
赤ちゃんのミルク +飲み水 |
炊飯+飲み水 |
---|---|---|---|
3人家族 夫婦+子ども1人 |
36L 5,040円 |
48L 6,720円 |
60L 8,400円 |
4人家族 夫婦+子ども2人 |
48L 6,720円 |
60L 8,400円 |
72L 10,080円 |
5人家族 夫婦+子ども3人 |
48L 6,720円 |
60L 8,400円 |
72L 10,080円 |
※水の量はアクアクララで掲載のひと月のボトル利用本数を参考にしています。
※1L=140円で計算
ノルマと解約金(違約金)も忘れず
水の価格が安くても毎月のウォーターボトル注文本数のノルマが決まっている場合があります。毎月2本注文しないと、プラスで費用が1,000円かかる等。また1年以内で解約すると、解約金(違約金)が発生する業者もあります。解約金が無い業者もあれば、1年以内に契約を解除したら解約金で1万円近く支払わなければいけない業者もあります。
思わぬ出費になって後悔しないよう、どのくらい継続契約させるか事前に考えておくことも失敗しないポイントです。
あなたのライフステージによって、最適なウォーターサーバーは変わってきます。当サイト「Baby's water」では、ママや赤ちゃんにあったウォーターサーバーを選べるよう体験談や比較を紹介していきます。
2017/02/07