正しい水分補給で虫歯予防！子どもの歯を健康的に保つ方法

子どもは大人よりも動きが激しく代謝も活発なのでたくさんの水を必要としていますが、飲むのを忘れがちなので脱水症状になることがあり、そのまま放っておくと痙攣や意識障害などが起き、大変危険なので早めに対処する必要があります。

運動時の水分補給と言えば、スポーツドリンクが一般的ですが、運動をしていないのにスポーツドリンクの飲み過ぎるとウェルニッケ脳症や糖尿病になったり、虫歯にもなるリスクもあると言われているので注意が必要です。

子どもの脱水症状

子どもが脱水症状になりやすいのは遊んでいて汗をかいたとき、病気で高熱が出た時、夏に睡眠中に大量の汗をかいたときなどですが、子どもは自分ではなかなか症状を訴えないので、親が子供の様子に気を配る必要があります。

脱水症状になると、元気がない、唇がかさかさしている、皮膚にハリが無い、口の中が乾いている、尿の量が極端に少ない、目が落ち込んでくぼんでいるなどの症状が現れるので、その時にはすぐに経口補水塩かスポーツドリンクを飲ませます。

スポーツドリンクで水分補給すると虫歯になる？

スポーツドリンクは吸収が早いので、脱水症状が起きた時に飲むと症状を改善でき効果的ですが、あまり汗をかいていないのに美味しいからという理由で、毎日たくさん飲んでいると虫歯になってしまいます。

スポーツドリンクのpHは3.6-4.6ですが、pH5.4以下になるとエナメル質の内側からカルシウムやリン酸が溶け出す脱灰が起きるため、絶えずスポーツドリンク飲んでいてそれが口の中に残っていると、虫歯になってしまうというわけです。

また、スポーツドリンクは糖分があるので、普通の水よりも飲みやすく、水分補給ということで常に飲んでいると、普通の水では物足りなくなってしまうので、子どもたちの水分補給には、スポーツドリンク以外のものを与える必要があります。

虫歯にならない水分補給

日常の水分補給として飲むなら、虫歯の心配もなく安全なミネラルウォーターやピュアウォーターが適当で、汗で流れてしまう塩分は食事でもとれるので、あえてスポーツドリンクを飲む必要はないでしょう。

ミネラルウォーターにはマグネシウムとカルシウムがちょうどよいバランスで含まれているので、通常の水分補給だけでなく運動時に飲むのも効果的で、筋肉のけいれんや足がつるなどのトラブルが起こりにくくなります。

子どもは大人に比べると水分が必要なので、こまめに水を飲むようにさせますが、家にウォーターサーバーを置いていれば、3.5～10℃の冷たい水をいつでも飲むことができるので、簡単に水分補給ができます。

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